【イベント告知】第1回 IBDおしごとカフェ開催のお知らせ
背景
IBD(炎症性腸疾患)患者さんは日常的に腹痛・下痢などの消化器症状を抱えていることに加え、症状が悪化すると入院が必要となることもあり、治療と就労の両立に悩む患者さんが多いと言われています。
グッテでは、IBD患者さんの就労に関して製薬会社様と共催でセミナー形式のイベントを開催したり、毎年2月末のRare Disease Day (世界希少・難治性疾患の日、RDD)に参加するなど、治療と就労の両立支援に関してIBD患者さんやご家族向けの情報提供を行ってきました。
その中で、IBD患者さんから、働くことに関して実際に同じ疾患の患者さんに相談したり、一緒に話してみたいというお声も多くいただきました。
そこで、今回グッテではIBD患者さん同士で気軽に就労について話し合える場を作ろうと、「第1回 IBDおしごとカフェ」を開催することとなりました。
IBDおしごとカフェでは、治療をしながら働くIBD患者さんである「就労ピアサポーター」さん数名にも参加していただき、参加者の方からいただいたお悩みや相談についても一緒に考えていきたいと思います。
働くことはお金を稼ぐだけではなく、社会との繋がりや自己実現にも関わります。病気とお仕事について、皆さまの日々の生活で感じる様々な思いなどをお話しませんか?
ふらっとカフェに立ち寄ったような気持ちで、お気軽にどうぞ!皆さまのご参加をお待ちしております。
イベント概要
タイトル: 第1回 IBDおしごとカフェ
日時: 2023年4月8日(土)14時00分~15時00分
対象: 潰瘍性大腸炎・クローン病(IBD)当事者で就労中、もしくは就労にご興味のある方、そのご家族やパートナーの方
開催形式: オンライン (Zoom) 参加者多数の場合はRoomを複数に分けて対応します。
※聞くだけ参加も可能ですが、参加者はできるだけ画面をONにしてご参加ください。
※カフェなので、飲食自由です!リラックスしてお話しましょう。
主催:株式会社グッテ
参加費:無料
事前申し込みフォーム
申し込み:以下の登録フォームから必要情報の入力をお願いします。匿名・無料です。
https://docs.google.com/forms/d/1fYuBchPjZtbWE9kFUeTRfvkdMPw6533IJs-NiQyfUBI/edit
申込締め切り:2023年4月7日(金)
就労ピアサポーターとは
就労ピアサポーターとは、就労に関してお話をしたい/聞きたい患者さんに対して、自らの就労と治療の経験を元に、参加者の方のお話を聞いたりご自身の体験を話してくださる患者さんのことです。
就労ピアサポーターさんのプロフィール
abqさん
高校2年生でクローン病発症。
新卒で旅行会社→渡印してヨガ講師→職業訓練→カフェ店員→現職:情報システム担当。
大腸直腸全摘、オストメイト、短腸症候群。
病状・身体の変化によって働き方を変えてきました。
モットーは、七転び八起き。目覚まし時計をかけずに、朝寝坊して、なおかつ二度寝することに無常の喜びを感じます。明確な趣味とかキラキラな前向きさや向上心はあまりないですが、行き当たりばったりでも、どうにかなんとかなっている!?IBD患者です。
Pentaさん
26歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。
大学卒業後に営業職の仕事に就く→UCを発症し営業から人事部に異動→品質管理と1社で3つの部署を経験。現在は調理師学校に通いジョブチェンジをしたいと思っている。
悲観的になりすぎずまったりいきましょう。
Yukikoさん
2012年、潰瘍性大腸炎に罹患。
ものづくりの開発支援をする会社で事業企画に従事。2023年4月よりMBA取得のためビジネススクールに通う。
“病気を自分の人生のキャリアに“というのがモットー。
Shoさん
2021年に潰瘍性大腸炎を発症。
地方大学の大学職員として勤務、キャリアコンサルタントとして学生の就労支援やキャリア教育科目、産学連携を担当。
幸せな人生を” 考え始める “きっかけ作りになれたら嬉しいです。
ランさん
2013年、海外で就労中に潰瘍性大腸炎を発症。
難治例のため退職して帰国。
日本語教師→事務職→現在は司書として勤務。副業でグッテのサポートスタッフ。
「笑う門には福来る」「運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう」ということばが好きです。焦らずぼちぼちいきましょう^^
そういちろうさん
2003年、潰瘍性大腸炎発症。
県の農業試験場に勤務。2児の父。
発症して間もない患者さんに寄り添える活動ができればと思います。